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米騒動から原発震災へ───2014年に大杉栄が降り立つ 栗原康『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(夜光社)をめぐって

sakae・日時:7月30日(水) PM 19:00~
・スピーカー:栗原康(大学非常勤講師)
・ゲスト:白石嘉治
・場所:高円寺駅北口:『素人の乱 12号店』 エンジョイ・北中ホール(仮)
 http://12gouten.shirouto.org/about/
・資料代500円+投げ銭 よろしくお願いします!

「破壊的性格」は何ものも持続的と見ない。
しかしそれ故にこそ彼には、いたるところに道が見える───ベンヤミン。

1918年の7月末、つまり暑い今ごろ、大杉栄は大阪にいた。
そして釜ヶ崎の路地裏で、米の値上がりに怒ったオバちゃんたちが口走る声を聴く。
「富山じゃ凄いことが起きとる ! 」「もう我慢できへんわ !! 」「やったろ !!!」。
ただちに大杉たちは走る。最大の「大阪米騒動」に火が点いたのである。

この騒乱で大杉たちは甦った、と栗原康はいう。
8年後にベンヤミンが記した「破壊的性格」とは、まさに大杉栄のことである。
このとき彼に見えた、今こそ見える「いたるところの道」とはなにか?

【地下大学2014 梅雨】 W東の幽霊コント

obaq───東琢磨(批評家)/東和史(詩人、翻訳者)
【日時】:6月26日(木) PM 19:00~
【会場】:高円寺北口:素人の乱12号店 北中ホール(仮)
・資料代500円+投げ銭 よろしくお願いします!

かつて、マルクスはこういった。「ヨーロッパに幽霊が出る。共産主義という幽霊である」
ふと、気づくと、広島には幽霊が現れない。ところで、いまや、日本も世界もさまざまな亡霊やゾンビに溢れかえっている。
安全神話もあれば科学信仰も…。

トンツク、トンツク…。いったい、何を私たちは見ているのだろう…?
幽霊なんだか妖怪なんだかゾンビなんだか。それは、こっちかあいつらか。
はやく人間になりたーい。ダミだ、こりゃ。

『ヒロシマ・ノワール』で取り憑かれてしまったカリビアン・モンゴロイドのひがしと、東京・武蔵野移民二世、モンゴルとフランスを右往左往、ルーツのヒロシマを含め様々な場所からの発言を続けるあずまの、W東が、東奔西走するコント志向のトーク。
フレンチ・モンゴル料理もお出しする予定です!

「この世界の地下の風景は、どうなっているのか?」  —オルタナティブ・ミュージックー世界の地下水脈の現在

▶ 出版イベント 石田昌隆『ソウル・フラワー・ユニオンー解き放つ歌の轍』(河出書房新社)

140126-soulfiowerunion-s■地下大学■  4月23日(水) PM 19:00〜

「この世界の地下の風景は、どうなっているのか?」
 —オルタナティブ・ミュージックー世界の地下水脈の現在

一冊の書物が刊行された。『ソウル・フラワー・ユニオンー解き放つ歌の轍』。
この本は、ソウル・フラワー・ユニオン(SFU)の評伝であると同時に、その「歌の轍」(演奏活動)に同伴し、
そこから見えてくる世界の地下で蠢く断片を写真家・石田昌隆さんが捉えた旅の記録である。
そこで、今回は、音をたよりに世界のオルタナティブな動きと常に同伴されてきた、石田さんを招き、
前著『オルタナティブ・ミュージック』から今回の本へとつながる世界のオルタナティブな歌の軌跡を聞き、
ゲストとともに、気軽に語り合いたい。
ゲストは、同著にも、取り上げられているSFUの別ユニット、「モノノケ・サミット」で、歌の轍を共に歩んでいる、
クラリネット奏者・大熊ワタル(シカラムータ)さんをお迎えします。

楽しいイベントになると思います。気軽に参加してください。
どうぞ、よろしくお願いします。(文責:本山謙二)

出演:石田昌隆、ゲスト:大熊ワタル
石田昌隆(HP)
http://www.geocities.jp/aoyane/monka.top.html
大熊ワタル(HP)
http://www.cicala-mvta.com

・4月23日(水) PM 19:00〜

・高円寺北口:素人の乱12号店 北中ホール(仮)
北口から北中通りのちょっと先、アヤマ接骨院脇の階段を昇った奥。
http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html

・資料代500円+投げ銭

地下大学 「新宿文化戦争」戦後秘話──「雑誌を街にした男」に話を聞こう。

60年代新宿アナザーストーリー ▶出版イベント:本間健彦『60年代新宿アナザーストーリー
 タウン誌『新宿プレイマップ』極私的フィールドノート』
・3月27日(木)19時〜
・高円寺北口:素人の乱12号店 エンジョイ北中ホール(仮)
・資料代500円+投げ銭

大荒れの1969年にも夏が来る6月の末、1冊のマガジンが創刊された。
「話の特集」別冊のようでもあり、「ニューミュージックマガジン」にも似てる。
でも違う。なんだか雑然としているな〜。発行元「新都心新宿PR委員会」ってなに?!
どうも怪しいぜ。ジャズ喫茶でみんなそう思った。

これが「新宿プレイマップ」だった。
ジャンルはなんだ?
野坂昭如、湯村輝彦、草森紳一、殿山泰司、田中小実昌、立木義浩、金子光晴、
田辺茂一、植草甚一、森秀人、内田栄一、芥正彦、などなど。
このメンツは、一人残らず新宿の呑み屋で呑んだくれてる連中じゃないか?
つまり、これは「街」そのものをテーマにした雑誌だったのである。

これが面白かった!
だから、機動隊に追われた若造どもはこの雑誌に逃げ込んだのである。

「60年代新宿オヤジ話」はもう飽きたといわないで、
さあさあ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!
あなたの親たちが本棚の隅っこに隠している「街の闘い」は、まだ終わっていない。
この騒然たる雑誌をネタにして、編集職人・本間健彦のシブい話を聞こう。

地下大学2014:平井玄『彗星的思考』出版記念イベント第3弾

159955「とんでもないオジキたち」がやらかしたこと、やり残したこと。
 ────平岡正明と朝倉喬司を東アジアの群衆思想として掴む

講釈師たち:伊達政保×平井玄×鈴木義昭
・2月4日(火)19時〜@素人の乱12号店
・資料代500円+投げ銭

年の瀬に裏金が出て都知事の首が飛び、辺野古はみごとに裏切られる。
九段の杜には孫宰相のコソドロが入ったかと思えば、
年が開けると見飽きた「小泉オペラ」の幕がまたぞろ上がる。

そんなめでたくもない2014年の節分には、惜しまれて旅立った「オジキたち」
平岡正明、朝倉喬司のご両人に聞きたかったことが山ほどある。
平井玄の新著を肴にして、2人と縁の深い人たちと大いに語り合おう。

「オジキ」とはその筋では「親分の兄弟分」のことだ。
先生やお父さんではないが、兄貴というほど軽くもない。
平たくいえば、家を捨てた「ぼくらのオジさんたち」が騒がしく還ってくる。

平岡は60年安保ブントに、朝倉はベトナム兵器工場突入に始まり、
チャーリー・パーカーやバナナの叩き売りに体ごと没入したかと思えば、
亜洲水滸伝やら任侠叛乱やらの埃臭い幻を求めてアジアの地べたを這い回った。
その果てに、あっという間にあの世に走り去ってしまった人々の航跡を
東アジア「群衆思想」の流れの中で辿り直す。

伊達政保:1950年生まれ、中央大学時代からの極左活動家にして、音楽文化評論をものす。
     『ドゥ・ザ・レフト・シング』(批評社)
     『混民族芸術論‐バスタード・オン・ザ・ボーダー』 (ビレッジセンター出版局)
     『現在につづく昭和40年代激動文化(ラジカルチャ―)』(汎世書房、星雲社)
鈴木義昭:『風のアナキスト 竹中労』(現代書館)、『夢を吐く絵師 竹中英太郎』、
     『若松孝二ー性と暴力の革命』(現代書館)
     『昭和桃色映画館ーまぼろしの女優、伝説の性豪、闇の中の活動屋たち』(社会評論社)

アヴァンギャルド熱議「60年代前衛神話」を破壊せよ!と足立正生は言う

oshima
wakamatsu4月19日(金)19時~
素人の乱12号店:高円寺駅北口、北中通り先の左側、アヤマ接骨院2階
資料代500円+投げ銭

大島渚、若松孝二という「映像闘争派」が二人、矢継ぎばやに眼前から去った。
60年代の餓鬼どもは、彼らが次々と繰り出すとんでもない「革命的絵本」を
嬉々として貪り、空きっ腹を満たしながら育ったのである。

私たちは彼らをこの世に引き止めはしない。
だが、幾多の映像人たちによる「泥沼の苦闘」を
「輝ける巨匠たち」のピカピカな成功物語にしていいのか。

60年代の課題は手元に遺された。足立正生や細谷修平とともに
2人の晩節を、彼らにふさわしく怒号と狂想の中で語ろうと思う。
それこそ大地動乱のただ中で逝った「映像闘争派」への最高のハナムケである。

道ばたのエジプト/タハリール蜂起第3年

ultras───ウルトラスからブラックブロックへ
・3月22日(金)19時~
・素人の乱12号店:高円寺北口北中通り先、アヤマ接骨院2階
・資料代:500円+投げ銭

田保寿一(ヴィデオ・ジャーナリスト)
山本薫(アラブ文学)

2011年タハリール広場の蜂起で警察部隊と最も勇敢に闘ったのは、
エジプト最強のサッカーチーム「アル・アハリー」に熱狂する
少年たちの「ウルトラス」だった。
そして今、地中海を越えて黒の集塊「ブラックブロック」が出現する。

ついにイスラム圏に現れた黒の集塊。
それは国家と資本主義と宗教専制を拒む色だ。
沸騰するナイル川流域で何が起きているのか?

アラブを吹き荒んだ蜂起の嵐から3年目。
タハリール広場の道ばたで少年たちを取材した
田保寿一(ヴィデオ・ジャーナリスト)の映像を観ながら、
山本薫(アラブ文学)が歩いたパレスチナとともに語る。

「不機嫌」な写真家・南條直子

──80年代・右翼・山谷・アフガニスタン

※1月13日の開場時間が18:00~22:00に変更になりました! あらかじめご了承の程、宜しくお願いいたします。

【2013年 一発目の地下大学!】
※今回は、写真展の開催(1月12日~14日)
14日は、南條さんを取り上げたドキュメンタリー鑑賞&トークとなっております。

kairou■写真展
写真展示期間:1月12日(土曜日)~1月14日(祝日の月曜日)
時間:1月12日(13:00~20:00)、1月13日(18:00~22:00)、1月14日(15:00~トーク終了まで)

■映像鑑賞&トーク
日時:1月14日(祝日の月曜日)
第一部:「南條直子を紹介したドキュメンタリー」鑑賞 18:00~19:00
第二部:トーク  19:00~21:00
トーク:織田忍(ライター/『山谷への回廊~写真家・南條直子の記憶1979―1988』編集&著)
<本について:検索ワード山谷への回廊> http://a.sanpal.co.jp/matu/kairou/
※ゲストも調整中

バブルが膨らむ直前の1980年代初め、
カメラを手にした一人の若い女性が山谷の街角に現れた。
アフロヘアにアーミージャケット、片時もタバコを手放さない。
そして、体の中で膨らんだ何かを決して語らなかった。
彼女は、右翼少年たちに密着した後、日雇いの街に来た。
ある日アフガニスタンで地雷を踏んだと報せが届く。瞬く間の24年間。
南條直子が焼き付けた「不機嫌」を今、感じ取る。

<写真展/トークとも>
場所:素人の乱12号店(高円寺北3-8-2フデノビル2F)
北口から北中通りのちょっと先、アヤマ接骨院脇の階段を昇った奥
http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
・資料代500円+投げ銭よろしく

とぼけた顔して、ババババーン~こども・おんな身体論

【今年最後の地下大学!】
・12月13日(木曜日)19~21時
素人の乱12号店(高円寺北3-8-2フデノビル2F)
・北口から北中通りのちょっと先、アヤマ接骨院脇の階段を昇った奥。
・資料代500円+投げ銭よろしく

講師:松本麻里(No Nukes More Feminism)
   東琢磨(批評家、フードジョッキー)

まったくもって、やっすいSFホラーのような現実である。もしこれがフィクションの世界であれば、うるさい読者たちに即座に「リアリティがない」とそっぽを向かれてしまうに違いない。しかし、同時に、これはいつか見た、今まで何度も見て来た光景であるのかもしれない。

そんな記憶の断片をたぐりよせつつ、いま、いくつもの場所で進行している、新たな「生」のせりだしている状況とそのなかでの諸身体、こういってよければ集団身体的な感受と実践を語ろう。各種映像も見ていきながら。

「こども・おんな」についてを中心に据えるのは、シンボル化を目論むわけでも「守る守る詐欺」をたくらむからでもない。やっすいSFホラー的想像力に編み上げられてしまったおとこの身体を試す存在として素早く動くからである。

こどもになる、おんなになる。「なる」ことに賭けてみること。可能かどうかに関してはとりあえず無頓着でいく。あるいは、とっくに、わたしたちは混生成(ハイブリッド)していると言い切ってみる。とりあえず、こどもじみたいいおとなのおばさんでありおじさんのふたり組だ。ザ・スパイダースやハクション大魔王にならって、とぼけた顔してババババーン、といっちゃう。

※終了後は、会場でそのまま鍋なんぞを囲んでの忘年会に移行予定。
食材費、食材・酒持ちより、調理片付け補助もよろしく乞う。

不屈の民でええじゃないか! ──大熊ワタルが語る、山谷の映画から官邸前まで

【地下大学・音楽 × デモ】
・11月17日(土)15時~18時
・素人の乱12号店:高円寺北口北中通り先、アヤマ接骨院の2階
・資料代500円+投げ銭

映画「山谷 やられたらやりかえせ」予告編あり!

吉祥寺の「マイナー」から弾け出た「音の流れ者」大熊ワタル。
postパンクなソングを奏でるロッカーが、
どういう風の吹き回しか日雇い労働者の街・山谷に向かう。
そこで見たものはなにか?

日雇いたちを描いた映画に音で寄り添い、二人の監督たちが血に塗れる。
「昭和」が屍になると、やがて無二の楽友・篠田昌己が世を去った。
punk、ブレヒト、クレズマー、チンドン、アイラー、ジプシー & more。
気がつくと、高円寺から官邸前への Musical Mystery Tour。

子供劇場、ルナパーク・アンサンブル、A-Musik、コンポステラ、旅する芝居の音魂。
そしてシカラムータを聴きながら、「楽隊屋」大熊ワタルが歩いた音の轍を辿る。
必見! 予告編『山谷 やられたらやりかえせ』。

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