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「他の海峡」──鵜飼哲が語る【東北】アジアの風雲

【地下大学・アジア至急便】
「他の海峡」──鵜飼哲が語る【東北】アジアの風雲

「島々」は国境ではない。
諸民族の文化が混じり合う場所である。
海を行く人々にとって、海峡は回廊であり、島は宿駅だったはずだ。

独島、釣魚島、国後島。脱原発デモと並行して「島紛争」の荒波に
溺れそうなこの列島。
「東アジアに日本の友だちはいない」と中国紙は告げている。
ふと気がつくと「友だち」は釣魚島に放たれたヤギくらいだろう。
ひとつがいが数百頭にもなって、昆虫から樹木まで島の生態系を食
い荒らしてしまった。
愛国者の「友だち」は、かわいそうだ。いずれ口に入るものはなくなる。
私たちは国境に閉じ込められたヤギなのか?

この夏、風雲の韓国を歩いた鵜飼哲さんの眼が見たものは何か?
高円寺の路地裏で「他の海峡」の可能性を語り合う。

・10月6日(土)15〜18時
・素人の乱12号店(高円寺北3−8−2フデノビル2F)
・北口から北中通りのちょっと先、アヤマ接骨院脇の階段を昇った奥。
・資料代500円+投げ銭よろしく

民衆騒乱の歴史を、その現場で考える

地下大学2012夏 3/3
───喜安朗さんに聞く「19世紀パリの長屋革命」

  • 8月30日(木)19時〜
  • 素人の乱12号店(高円寺北口)
  • 資料代500円+投げ銭よろしく

[喜安朗] 1931年東京生まれ。フランス近代社会運動史。
主な著書に、『パリの聖月曜日』(平凡社/岩波現代文庫)、
『パリ──都市統治の近代』(岩波新書)、
『民衆騒乱の歴史人類学』(せりか書房)など。

怒りのドラムがトルコ軍楽隊のように日比谷通りに轟くと、
明治の焼き打ち事件を思い出す。
大飯原発では、ファミリーカーをバリケードに
「再稼働やめろ!」の念仏が森に響きわたった。
そこは一向一揆が地熱を帯びた土地だ。
過去に未来が見える、聴こえてくる。

19世紀のパリで続いた革命は薄暗い路地裏の喧噪から始まった。
それは「長屋」の蜂起だった。
高円寺や新宿の呑み屋が、パリの貧乏人たちが集まった「関の酒場」になる。
都心をリングのように取りかこむ木賃アパートやワンルームが、
縦になった「長屋」に見えてくる。
未来に過去を映しながら、現在を突破しよう。

「新たなサークル運動時代が来た! 自由民権、1950年代、そして脱原発」

地下大学2012夏 2/3
池上善彦(前「現代思想」誌編集長)

人々はガイガーカウンターを手にして、公園を、家の周りを、畦道を計り始めた。
原発とはなんだ? 放射能とはなんだ? セシウムとはなんだ?
「学習」こそ「蜂起」の始まりである。

1870年代末~80年代前半の自由民権運動、1950年代の戦後サークル文化運動、
そして2011年に始まる今こそ、第3の「サークル運動」の時代である。
この円=サークルから何が始まろうとしているのか?

【日時】8月9日(木)19時より
【場所】素人の乱12号店・きたなかホール(高円寺)
杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋
(北中通り沿いアヤマ接骨院脇の階段を昇って奥)
http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
【料金】資料代500円+投げ銭(自由意思)

宮崎滔天の煩悶 明治版「左か右か」「連帯か侵略か」の別れ道

地下大学2012夏 1/3
鹿島拾市(元 秋の嵐)

熊本の自由民権一家の末弟「宮崎寅蔵」が生まれたのは維新から3年後。
若き寅蔵は、西南戦争で民権派として死んだ長兄の背を見て育つ、
そして「滔天」と名乗り、中国に「回天」を起こすため江南の地を飛び回った。

初心で涙もろい明治の青年寅蔵こそ、我らの「同時代人」である。
「浪曲師」になったあの髭男は、いったいどんな奴だったのか?
脱原発の大波に溺れつつ、「未来の明治」に飛んで考える。

【日時】7月18日(水)19時より
【場所】素人の乱12号店・きたなかホール(高円寺)
杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋
(北中通り沿いアヤマ接骨院脇の階段を昇って奥)
http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
【料金】資料代500円+投げ銭(自由意思)

地下大学 goes to 経産省前テントひろば

────寒い師走の17日、地下大学を出前したい。

高円寺北中通りを這い出て、日比谷公園の隣まで出かける。
持っていくのは「もり蕎麦」じゃない。暴言逆巻く沖繩でヘリコプター基地が迫る高江の話と
放射能や再稼働や海外輸出が押し寄せる原発問題をごった煮した「闇鍋」だ。
米軍だろうと、自衛隊だろうと、大企業だろうと、誰が基地や原発を必要としているのか?
霞ヶ関のテントの前には日比谷公園の派遣村があった。
その前には新宿西口の段ボール村があった。そのもっと前から山谷玉姫公園の越冬が続いている。
高江の道端にはいつもテントがある。「オキュパイ」は今始まったわけじゃない。
霞ヶ関を人が渦巻く路地裏の長屋にする時がきた。

「反基地と反原発、未来の想像力」
【出演者】
阿部小涼(琉球大学准教授、「合意してないプロジェクト」)
植松青児(「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」、「原発どうする!?たまウォーク」実行委員)
ひまわり(福島育ち、経産省前女性座り込みの事務局)
スターター:平井玄(地下大学)
司会:園良太(東電前アクションなど)

日時:12月17日(土)15時~18時くらいまで
場所:「経産省前テントひろば
(地下鉄丸ノ内線・千代田線・日比谷線「霞が関」駅A12、13出口を出てすぐ)
主催:「地下大学」
(投げ銭カンパお願いします)
ユーストリーム生中継あり:http://www.ustream.tv/channel/地下大学

原発問題が果てしなく続く一方で、沖縄から田中防衛局長の「犯す」などの暴言が出た。
それは「本土」から沖縄への暴力支配を誰の目にも明らかにした。
中断されていた沖縄島北部、東村高江への米軍ヘリパッド建設工事もまた始まった。
沖縄の自由と生存はめちゃくちゃに踏みにじられてる。
原発の放射能被害を受ける私たちも、自由と生存を踏みにじられてる。
どうしたら良いかわからない状況の中で、街頭デモに出て、「ひろば」に集まり、声を上げる。
そこに飛び出した沖縄への暴言。沖縄で高まる怒り。ただ私たちの多くは原発に手一杯で
つながりきれていない。でもたとえ原発を全部なくせても、沖縄に基地が残り続けるなら、
一部に負担を押しつけたまま。また福島に放射能被害が押しつけられるなら
それも同じ事になる。もう終わらせよう。

どうしたら「反原発」の中味を深め、手詰まりを越えられるか。
どうしたら沖縄から基地をなくせるか。一緒に話し、多様な出会いを生み出すことで未来が見える。
原発も、基地も、国家の支配体制の問題なのだから。

沖縄ー東京ー福島の話を往復しながら、自分たちが今やっている反原発運動の課題ともからめながら語ろう。
多くのご参加を!


★阿部さんも発言、翌18日は
「更迭で終わらせない!沖縄への暴力支配を止めよう!12.18新宿ど真ん中デモ」
2011年12月18日(日)
13時:新宿アルタ前広場で全国アピール(沖縄からの発言など)
14時:デモ出発、新宿東口・西口繁華街を縦断!!
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/

東京を放射能のガレキの山に? それでも逃げたい!? それじゃ喰えない! じゃあ、どうする?

────東北育ちの元少年たちが「放射能と労働の地理」を語り合う。

入江公康(サンジカリスト労働運動史)
小倉利丸(経済学)

原発震災は何ひとつ終わっていない。
海に流れ、魚が食い、花粉に飛び、ガレキの山になる放射能がやってくる。
だらだらと核分裂し続ける崩壊した原子炉建屋の中で働くたくさんの人々。
次の地震はいつなのか?

傲慢な大電力消費地・東京に放射性廃棄物を持っていけ!
──というフクシマの声が聞こえる。
少年時代に仙台や郡山を駆け回った二人の労働経済の思考者たちと、
東京フリーターたちが語り合う。

【日時】11月22日(火)19時~
【場所】素人の乱12号店・きたなかホール(高円寺)
杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋
(北中通り沿いアヤマ接骨院脇の階段を昇って奥)
http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
【料金】資料代500円+投げ銭(自由意思)

【デモと広場の自由、そして資本主義は終わるのか?】Vol. 1

────鍋やフライパン轟くブエノスアイレスから、タハリール広場、アテネ、ロンドン、ニューヨークへ

廣瀬純+地下の人々

デモはバラバラ細切れにされ、何もしないのにどしどし逮捕される。
冗談が多すぎる事態が東京では続いている。
警察の皆さまは、いったい何をブロックしたいのか?
資本主義は終わるのか?
もしかしたら、もう終わっているのか?

「みんな出て行け ! 」と鍋やフライパンを叩いて人々が叫んだ、
あの2009年のブエノスアイレスを想い起こそう。
リベルタンゴの街にシャリヴァリ(猫騒ぎ)が響く街角から、
地球を吹き荒れる「デモと広場の自由」の声を聴き取る。

【日時】10月15日(土)19時~
【場所】素人の乱12号店・きたなかホール(高円寺)
杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋
(北中通り沿いアヤマ接骨院脇の階段を昇って奥)
http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
【料金】資料代500円+投げ銭(自由意思)

倫敦暴動 calling

────ギャングスター文化と反人種主義運動

毛利嘉孝+平井玄+二木信

反原発運動の胎動は、蛇行する世界のうねりの中で起きている。

9月11日の脱原発新宿デモでは、12人もの友人たちが逮捕され自由を奪われた。
東口広場は真っ白い金属ボードで覆われ、べビーカーに赤ちゃんを乗せた
お母さんたちは警官から罵声を浴びて追い払われてしまったのである。
この当局の対応に何か異常に過敏なものを感じないか?
彼らはいったい何を恐れているのか。

カイロからアテネへ、バルセロナからロンドンへと
広がった「都市の爆発」の現場では何が起きているのか?
マーク・ダガンが殺され暴動が起きるきっかけとなった街トッテンナムや、
3人のイスラム系が殺されたバーミンガムを歩いてきた毛利嘉孝さんと話し合いたい。
そして、ロンドンの街路がどこに繋がっているのかを考えよう。

※アーカイブ(前半)を公開しました。Time: 01:09:20

【日時】9月27日(火)19時~21時
【場所】素人の乱12号店・きたなかホール(高円寺)
杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋
(北中通り沿いアヤマ接骨院脇の階段を昇って奥)
http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
【料金】資料代500円+投げ銭(自由意思)

汚染される私の選択

もう,逃げた方がいいのだろうか.このまま住み続けて,健康被害の不安に苛まれ続けるよりも…….
3月11日の原発震災発生後いち早く,仙台から小学生の子供を連れての「避難」という選択をした早尾貴紀さんは,避難先の関西から,仙台に残った知人や友人たちを「脱出」させるために,あらゆる手段を尽くし、 現在も福島県や宮城県の汚染地域で不安とともに暮らしつづけている人々のために,「疎開」のための知識と手段を提供しつづけている.

これまでユダヤ人とパレスチナ人、ふたつのディアスポラの悲劇的な衝突の中から生み出される思想に関心を集中してきた早尾さん.その早尾さんの眼に,すでに危険なレベルの汚染地域となりつつある東京のわたしたちの姿は,どのように映っているだろう?

※アーカイブを公開しました。

【お話し】早尾貴紀(イスラエル/パレスチナ思想史)
【聞き手】浜邦彦(カリブ/ディアスポラ研究)

【日時】7月15日(金曜日)19時~21時
【場所】素人の乱12号店・きたなかホール(高円寺)
杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋
(北中通り沿いアヤマ接骨院脇の階段を昇って奥)
http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
【料金】資料代500円+投げ銭(自由意思)
【中継】http://www.ustream.tv/channel/7684094

「汚染される私の選択」.それは3月の原発爆発事故によって「汚染された」という完了形ではなく,いまなお進行中の,現在形・未来形の「汚染される私」の問題である.私は逃げるのか,とどまるのか.とどまるほかない人たちに,逃げろと言うことができるのか.私は汚染された食品を食べるのか,避けるのか.私が食べなければ,誰かがそれを食べさせられるのではないか.私は子どもを産みたい,産んでほしいと,自分にも相手にも,ほかの人たちにも,言うことができるのか.
原発震災は,その影響が及ぶ先々で,このようなジレンマを人々に強いることによって,家族やコミュニティを引き裂いている.
フクシマの悲劇は,まだ始まったばかりだ.これから明らかになる影響の深刻さを前にして,わたしたちはいよいよ,言葉を失うかもしれない.
今回の地下大学では,そうした苦悩の中で,わたしたちがとりうる選択とは何かを,徹底して語り合ってみたい.(文責:浜邦彦)

タハリール広場からアズハル大学まで──エジプトの人びと

◉「地下大学」への招待
「徹底討議 地下の中東」
5月講義@素人の乱12号店
5月28日(土)15時から
資料代500円+投げ銭

「タハリール広場からアズハル大学まで──エジプトの人びと」
山本薫(アラブ文学)+本山謙二(南島史、音楽論)

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アラブ中東の「革命」は今始まったばかりだ。
原発震災の暗い雲が頭上を覆う中で、「フクシマ」は「タハリール」と
絡み合う地球的な運動表象になった。

この2011年に二つの巨大な出来事が同時進行する、その只中に私たちは生きている。
その綾なすものが延びて行く先はまだ誰にも見えていない。
今は、二つの場所の名に降り積もった「時」を丁寧に解きほぐしていこうと思う。

過ぎた20世紀から今日まで、あの広場で何が起き、どんな歌を人々が謡い、何を語り、
どんなジョークで大笑いしたのか?
「タハリール」は地下で「高円寺」や「フクシマ」と、どう繋がっているのか?
それを、この場所で共に語り合いたいという爆発的な欲求が私たちにはある。

ぜひ、お集まりください。