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地下大学 「新宿文化戦争」戦後秘話──「雑誌を街にした男」に話を聞こう。

60年代新宿アナザーストーリー ▶出版イベント:本間健彦『60年代新宿アナザーストーリー
 タウン誌『新宿プレイマップ』極私的フィールドノート』
・3月27日(木)19時〜
・高円寺北口:素人の乱12号店 エンジョイ北中ホール(仮)
・資料代500円+投げ銭

大荒れの1969年にも夏が来る6月の末、1冊のマガジンが創刊された。
「話の特集」別冊のようでもあり、「ニューミュージックマガジン」にも似てる。
でも違う。なんだか雑然としているな〜。発行元「新都心新宿PR委員会」ってなに?!
どうも怪しいぜ。ジャズ喫茶でみんなそう思った。

これが「新宿プレイマップ」だった。
ジャンルはなんだ?
野坂昭如、湯村輝彦、草森紳一、殿山泰司、田中小実昌、立木義浩、金子光晴、
田辺茂一、植草甚一、森秀人、内田栄一、芥正彦、などなど。
このメンツは、一人残らず新宿の呑み屋で呑んだくれてる連中じゃないか?
つまり、これは「街」そのものをテーマにした雑誌だったのである。

これが面白かった!
だから、機動隊に追われた若造どもはこの雑誌に逃げ込んだのである。

「60年代新宿オヤジ話」はもう飽きたといわないで、
さあさあ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!
あなたの親たちが本棚の隅っこに隠している「街の闘い」は、まだ終わっていない。
この騒然たる雑誌をネタにして、編集職人・本間健彦のシブい話を聞こう。

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